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2015年07月23日

日野・万願寺

日野市民でつくる防災・減災シンポジウム~第一分科会からの報告~

赤井 竜尾

イベント種別:講演・講習会・交流対象者:指定なし

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 平成27年7月11日に、市民の森ふれあいホールで、ひの市民でつくる「防災減災シンポジウム」が開催されました。

 第一部の基調講演(山中 茂樹氏)でも強調されたように、災害の発生はその地域の問題を浮き彫りにします。被災者の格差の問題や災害弱者の支援等、日頃から地域の地道な防災への取り組みがいかに不可欠であるか、発生を想定しての供えの必要性は、阪神淡路大震災、さらに、東日本大震災が多くの教訓を残しています。

 第二部の第一分科会は「どう盛り上げる?自主防災会」のテーマで、ゲストスピーカーの豊田団地自主防災会長の望月 徹氏からの報告がありました。

(以下要約)

 豊田団地は昭和39年に誕生した西平山5丁目の240区画の戸建て住宅団地です。現在、全306世帯、自治会員数275世帯で加入率90%です。

 昭和40年に豊田団地自治会は12班区分で発足しました。平成17年に豊田団地自主防災会(自治会内組織)を結成、参加者は102名でした。平成22年に自主防災会運営を独立させ自治会とは別の役員を選出し、自治会員は全員自主防災会員で、自治会費で運営しています。

○自主防災会の組織と運営
現在75名のメンバーが7班の体制で組織されています。

総務班(6名) 情報連絡班(10名) 防火班(7名) 救出救護班(14名)避難誘導班(12名) 給食給水班(13名) 避難所運営班(9名)

○活動内容
「豊田団地防災だより」を年4~5回発行し、全会員に配布するようになって伝達事項も以前より浸透するようになった感じです。
総合防災訓練は原則年1回実施し、個別訓練はその都度です。市の防災訓練見学、各種の研修等は随時参加、実施しています。

○外部との関連
・平成25年に東京都より東京防災隣組に認定されました。
・高額防災機材の取得:同25年にコミュニティ助成事業により、
 高額防災機材を取得。(レスキューカー、炊き出し釜 その他)
 総額200万円相当。

○活動例
・他に個別訓練として、炊き出し訓練や給水訓練、普通救命講習等
・防災アンケートは発足以来3回実施
・規程・マニュアルの整備

○重点取り組み(現時点)
・「災害発生直後は消防車も救急車もあてにできない」を念頭に、
  「けがしない」「火を出さない」「地域で助け合う」
  を全員の合言葉としています。
・安否確認
  「黄色いハンカチ作戦」の定着(我が家は大丈夫のサイン)
  防災訓練時にハンカチを掲げ、習慣化する。
・災害弱者対策 
  「避難行動要支援者」の支援活動
  「心塾」(交通遺児育英会)との災害時一時的避難場所利用協定
  親が留守の在宅児童を地域で保護
・その他
  普通救命講習を実施(現在 メンバー55%受講済)
  地域への自助の備えの啓発等

○現状での課題と対応
・メンバーの高齢化と減少
・班活動のあり方の見直し
・防災訓練のマンネリ化の是正
                             
 報告の概略は以上でしたが、歴史的にも組織の進捗状況からも一歩先を行くトップランナーである当防災会からの報告に対して、参加者からも、参考にしようと活発な質問がありました。運営や活動状況について、更に詳しく聞きたいという内容が多かったようですが時間切れとなりました。

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