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2015年08月24日

日野・万願寺

家庭で作る日野市の学校給食

村本周一

イベント種別:料理・生活・サロン対象者:その他

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 8月19日水曜日11時半から15時に、市民の森ふれあいホールで行われた夏休み食育イベント『日野市学校給食調理員、直伝!~家庭で作る日野市の学校給食』に参加してきました。
 今回は、学校栄養士さんが作った献立で、調理の体験をするというもの。
 
 事前申し込み制で、費用は1人500円。
 エプロン、三角巾、マスクを身に着けての参加です。

 参加者は4班に割り振られて調理体験をしました。

 私は小学6年生の男の子とお母さんの2人に、調理員さんが2人サポートでついてもらう班になりました。
 実際、夏休みということで参加者は親子連れ中心。同じ班になったお母さんからは「自由研究がまだなので」という話しもあり参加させていたようです。

 さて、献立ですが
○ルーから手作りカレーライス
○手作りドレッシングのサラダ
○ヨーグルトの日野産ブルーベリーソースがけ
の3品。

 まずは、食品表示に関するミニ講座として10分程度お話がありました。
 参加者にプレゼントされた『かっぱえびせん(内容量26g)』と『1才からのかっぱえびせん(内容量8g)』の裏面に書かれている食品表示についてのお話が中心でした。
 原材料名を見ると、通常の方には膨張剤・調味料、甘味料、着色料などが入っていますが、『1才からの~』方には使用されていないという表示の違いや、栄養成分表示の比較(主に『1才からの~』の方には、カルシウムが比率的に多めに入っていることなど)についてのお話し。
 賞味期限と消費期限の違いについてのお話もありました。
 消費期限は食べられる期限とするものですが、賞味期限は過ぎたところで食べられなくなっているわけではありません。
 これは私が勉強して学んだことですが、賞味期限は製造から数えて およそ倍もつようです。もちろん、未開封の状態であればです。

 食材の下ごしらえや、調味料の分量などは前もって準備されているので、用意されたものを手順通りにやっていけば料理は完成するようになっていました。

 前で調理のお手本を見てから、各班の場所で実際に調理をするというのを繰り返しました。
 
 まずはブルーベリーソース作り。完成したら冷蔵庫で冷やします。
 その間に、今度はカレーをルーから作ります。
 そして、サラダのドレッシングは『フレンチドレッシング』と『バーベキューソース』の2種類を。

 調理員さんのサポートがあったので慌てることなくできたし、同じ班になった男の子も頑張って包丁で野菜切ったりフライパンで炒めたりしてくれてました。

 最後は調理員さんや栄養士さんも一緒にお食事タイムです。

 同じように作ったはずなのに、他の班のカレーと食べ比べてみると違う味!!
 調理は、僅かな手順や時間の違いで味が変わったりすることもあるので、その影響でしょうか。
 今回はルーから作っているので、とくにその違いが出ている模様でした。

 ブルーベリーソースは、好みによってヨーグルトにかける量を変えるといいかも。

 サラダの手作りドレッシングも、実際に食べてみて「なるほど、こういう味になるのか」と参考になり美味しく完食。
 こちらも、好みによって味の濃さを変えると誰もが美味しく頂けるものになりそう。

 今回は参加・体験する側での取材となりました。

 イベントでは数人程度の調理でしたが、実際はこれを給食として大人数分作っているのだから大変ですよね。

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