Hi Know!は日野市内のイベント・団体活動を紹介いたします。
イベント種別:子ども・青年対象者:中高年向け
本会は2005年10月、日野市中央公民館主催の「おもちゃドクター養成講座」受講者で結成され、ボランティア活動を開始しました。
2010年4月に講座講師が市内児童館を中心に活動していた「日野市おもちゃ病院」の活動を全面移管していただき、その他に幼稚園や保育園、イベント等でおもちゃ病院を開設しています。
開設場所では事前におもちゃ病院開設のPRと修理希望品を預かっていただき、現地に出向き修理を行ないます。修理時間は10時~14時頃、修理受付件数は20~30件程度です。
2013年度は32回開催、受付件数は759件で 前年比5%増加しました。おもちゃの分類別では、汽車・列車関係が201件、そのうちプラレール関係が161件(全体の2割)、ままごと・生活玩具が100件、自動車類が91件などです。690件(91%)は直すことが出来ました。
修理費は無料、但し交換部品等がある場合は実費を頂くことがあります。
※中央公民館でも修理希望のおもちゃを預かっていただいている窓口があります。
※修理すべきでないおもちゃがあります:エアガン、浮輪、ACアダプター、AC100ボルト直結利用するもの、防犯ベルなど保証が必要なもの、法に抵触する恐れのあるもの(電気用品安全法など)、骨董的価値があるもの、保証期間中のおもちゃ等
会員は、おもちゃの修理をさせていただいている、という気持ちで取り組んでおります。
おもちゃが修理されることで、子供たちが喜び、物を大切にする心を少しでも育むことができればと思います。またシニア世代の方々が現役時代に身に着けた得意技術や趣味を生かし、地域社会との交流を通して、心身ともに健康な生活を目指しています。
★おもちゃドクターになるには?
日本おもちゃ病院協会で、随時「おもちゃドクター養成講座」を開催しています。開催日時は以下のホームページ等でご確認ください。開催地は東京四谷の東京おもちゃ美術館内です。(ホームページ)http://toyhospital.org/
使い捨ての世の中、大切にしていたおもちゃが修理され、子供たちが物を大切にする心を少しでも育むことができればと思います。
「直してあげる、ではなく直させてもらう!」
事前に壊れたおもちゃの診察申込書の受け付けから始まり、カルテを記録して修理にとりかかっておられました。一日で修理できない場合には入院(預かり)し、最長1か月ということもあるそうです。
修理したおもちゃの写真など修理データの記録を全員が徹底されていて、より良い仕事ができるよう努められているのに驚き感心しました。
やはりエンジニア出身や製造業の物づくりに関わってきたシニアの人達が多いようで、部屋のセッティングから、道具類の扱い方、修理データの正確な記録を全員が徹底していることなど、さすが理系の人達は改善の姿勢が立派だなぁとつくづく思いました。
日野市社会福祉協議会ボランティアセンターおよび日野市中央公民館にサークル登録しています。