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2014年09月02日

平山・南平

災害図上訓練-DIG- ディザスター・イメージング・ゲーム

記者名:竜尾

イベント種別:地域・環境対象者:指定なし

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中央大学ボランティアセンターと日野市社会福祉協議会の共催で開催された研修に参加見学・取材させていただいた。このサークルは、先に平山減災ウオーク・ラリーを主催(この夏の暑さで9月に延期された経緯がある)し、地域の防災に何らかの力になりたいという社会的な活動しているサークルである。

参加者は大学生と平山地域の住民の皆様で70名近い人数、その防災に対する意識と意欲の高い人の集まりで、講師は防災教育センターの宮崎賢哉氏。この研修の目的はあくまで(命を守ること)であり、ウォーク・ラリーも今日のような研修もあくまでそのための手段であることを忘れてはいけないと強調された。

参加者をA~Gまでの7グループに分けて着席して、セッションが行われた。

各テーブルには平山地域のマップが敷かれ、それによっていろいろな討議がなされ、マーキングや付箋による書き込みなどが次々と行われていった。

その討議に際しては「真剣だけれど気軽に!」というアドヴァイスは貴重である。

前提となるテーマはこの地域に・大雨警報が出され・土砂災害の危険があるという想定である。今までの全国各地の災害をみても・日頃できないことはできない・普段できたことができない。そのためには日々どうあるべきかとの認識がポイントになる。

各班での討議
○町の構造の確認(鉄道、道路、水路など)
○地域の「防災資源」の書き込み。
(官公庁、消防署、学校、医院、会館などその他の公共施設)
○地域の危険個所の書き込み 
○警報発令時の「避難経路」の書き込み
○防災上の特徴の理解(・メリット・デメリット)
○被害の想定
○具体的な対策 等々について活発に討議された

振り返りとして、各班で討議されたことを(ホスト以外)各メンバーがそれぞれの班のホストから討議の内容の説明を巡回して(3分間)受けることで、他の班がどういう話し合いをしたかを理解する一助にした。

最後にお互いに災害に関してこのような認識をもつということは終わりでなくスタートです、ということで締めくくられた。 

ちなみに、災害が及んだ時に、避難所施設の運営ゲームでその対処についての訓練をし災害発生時に備えようという取組みを実施する地域もあるとの話も披露された。       以上

記者名:竜尾

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