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2014年10月02日

日野・万願寺

がんチャリティWalk ひの 2014

記者名:高幡山のたぬき寝入り

イベント種別:福祉・医療・介護対象者:指定なし

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9月28日(日)、日野市役所前の中央公園でがんチャリティwalkが開催されました。秋晴れの素晴らしいお天気に恵まれて大勢の参加者で賑わいました。参加費一人¥500(中学生以下無料)を払い、記者も初参加。

10時15分 日野高校吹奏楽部の演奏をバックに walk スタートの宣言とともに walk が始まりました。大会の幟をもった人達やいろんなグループの人達が公園内の周回ルートを歩きます。ゆっくりしたペースで何週も周回し、途中休んだり、お茶を飲んだりとのんびりウオークです。1週100メートルとして10週回っても1キロほどです。20週以上歩いた人もかなりいたのではないかと思います。

会場内にはがんや健康に関する色々なブースがあり、血圧測定、血管年齢測定、血糖値測定、
がん乳房触診体験、スキンケア、髪付き帽子の展示などがならんで、参加者が思い思いのブースで測定などしていました。

私の血管年齢が年齢より高い、との判定にがっくり。 なんと無料マッサージコーナーもあり私も久し振りでこちこちの肩をほぐしてもらって快適でした!! 明星大学のボランティアセンターの皆さんのブースもあり、日野市のいろんなボランティア活動に参加していることもしりました。

食べ物のブースも開店し、ソーセージ、ポップコーン、ぜんざい、やきそば、豚汁など、無料のコーヒーもあり楽しめました。

何より会場内のステージを盛り上げてくれたのは、日野高校の生徒達でした。初めに吹奏楽部の演奏、そしてダンス部の大勢の女子高生の皆さんの元気いっぱいのダンス、パフォーマンスで会場の参加者に元気を沢山くれました。

このイベントの目的は大会パンフレットに次のように宣言されています。

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「がんに対する意識を高めよう」実行委員長 野田 清大(日野市医師会会長)

日野市は多摩地区で初めて「がん対策推進基本条例」を制定しました。序文には「がんに打ち勝つためのあらゆる方策を市民みんなで考え、取り組む市」とあります。本イベントはまさにこの理念を実現するための具体的な行動として開催されました。

今やがんは二人に一人は罹患する病気です。しかし、早期にがんが見つかり、早期治療を受ければ、人生を全うすることができます。そのためには「がんに対する知識を深め、がん検診を受けること」が大切です。本日ご参加いただいた皆様が、がんに興味を持ち、積極的にがん検診を受けていただける気持ちになっていただければ、イベントは大成功ですみんなで考え、みんなで行動を起こしていきましょう。
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昨年までは relay for life というアメリカ生まれの世界的な運動の一環として行われてきたそうですが、今年からはもっと日野の活動として、より地域に密着した活動を目的として取り組むイベントとして改変されたそうです。

がん対策はもちろん、予防のための健康推進運動などにより多くの市民を巻き込んでゆく運動を目指してほしいと思います。

お昼からは、市役所の会議室で日野市立病院のドクターによる「がん治療の動向」という講演や、NPO法人ブーゲンビリア理事長による「乳がん患者会の活動」の講演がありました。

私は最近のがん治療の動向、という話がとても分り易く参考になりました。まずは がんにならないように生活習慣を健康的なものにすること、とは言え、二人に一人ががん患者になるという高齢社会、まず大切なことは早期発見のためがん検診(年一回の健康診断)が必須であることを再確認、そしてがんが見つかった場合の早期治療、がんについての知識、治療や手術の考え方などをよく理解しておくことなどなど貴重な話でした。

実行委員会の皆様、援助や協力をされた企業、NPO、市役所や社会福祉協議会の皆様、ボランティアで参加された市民、学生の皆様、ご苦労様でした。

最後にがんという言葉で私の頭に浮かんだこと。

最近がん再発で余命数か月と宣告されたといわれる田部井淳子さんが被災地の高校生を連れて富士登山をしたTVレポートをみて、その凄まじい生きる力、目的に向かってゆく粘りのすごさに圧倒されたことでした。

記者名:高幡山のたぬき寝入り

年 齢 後期高齢思春期
趣 味 二足歩行、テニス、五七五
縄張り 高幡山付近、浅川沿い、新井橋から一番橋

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