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2015年04月24日

豊田・多摩平

怖くないけど甘くない!混声合唱団シェーネル・エコー様の練習を取材しました

記者名:八木

イベント種別:文化・芸術対象者:指定なし

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「がんばんなきゃ!って思わないで。リラックスして」「そこでブレスとらない方がいいですよ!」練習場所のひとつである多摩平交流センター3階におじゃますると、ヴォイストレーナーの柴山晴美先生がソプラノパートの団員に発声の指導をされていました。団員の方々が先生の伴奏で少し唄っては止め、指導、また唄っては止め、指導と小刻みに進んでいきます。「いいじゃないですか ステキ!」と、進歩したらすかさず先生からお褒めの言葉があって気分が上がります。

シェーネル・エコーは、平成22年2月に発足した混声合唱団です。合唱指揮者の服部陽介先生ご指導のもと、合唱組曲をはじめ、合唱用にアレンジされた懐かしの唱歌や外国民謡、歌謡曲等、幅広く歌われています。

「先生は一流。我々も一生懸命です」そう話す代表の西尾さんは、67歳から合唱を始めて現在72歳。インストラクター経験があるほどパソコンが得意で、卓球クラブにも参加するアクティブな男性です。団員は西尾さんのように一から始めた方もいれば、20~30年コーラスをされてきた方、長年のブランクを越えて再び歌い始めた方など、「来る者拒まず。沢山人が集まって、声を合わせて歌うのが楽しいですね」とのこと。

14時から16時は、服部先生の指揮・指導、今野菊子先生のピアノで、アンサンブルの練習。ヘンデルのハレルヤから合唱が始まりました。皆に対して、時にソプラノやテノールといったパート毎に服部先生の熱い・丁寧な指導が入ります。傍から見学していても「頑張ってついていけば上達する」という感覚があり、怖くはありませんが、決して甘くはありません。皆さんのレベルをぐいぐい引き上げていく指導がなされていました。

アンサンブルの練習と一部並行して、第1ないし第3月曜は柴山先生のヴォイストレーニングが行なわれます。13時から15時まで、ソプラノ・アルト・テノール・バスのパート毎に、順次30分程度の発声訓練が別室でなされていました。

真剣練習だけでなく、練習後は飲みに行く人、喫茶店に行く人などよく親睦されているとのこと。4月12日はたけのこ狩りに行かれてバーベキューパーティーをされるなど、課外活動もあります。勿論本番の舞台もあり、毎年の日野市民合唱祭には必ず参加、今年2015年は11月に第2回の演奏会を行なう予定です。

最後にシェーネル・エコーさんからのメッセージです。「皆で声を出し合い、溶け合い、響き合い、一体になったときの感覚は格別です。私たちと共に歌いませんか? お待ちしています」 

関連URL:http://schoner.main.jp/

記者名:八木

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