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2015年11月03日

市外

中央大学 ボードゲームサークル『jack pot』

記者名:石原

イベント種別:その他対象者:指定なし

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中央大学白門祭のお愉しみの一つのボードゲーム。
臨床心理、児童教育、認知症ケア等の世界で聞くことのある『フロー状態』。これは一番脳が活性化する状態だそうですが、人の脳は解く問題があまりに簡単すぎても難しすぎてもそう働かないそうなのです。自分で考えながらどんどん解ける問題はとても脳が活性化し、集中力が増す、と伺っています。
今の大学生位の年代まではほとんど親がやらないとボードゲームはやらないと思いますが、こちらのサークル『jack pot』では高円寺、秋葉原で買い求めたという数々のボードゲームを披露しながらやり方を教えてくれます。今回子ども達が(私も含めて)はまったのがドイツ生まれのゲーム『ウボンゴ』各々決められた形のピースを図形にはめ込んでいきますが、2~4人で砂時計を使い、時間を競い合います。ピースがぴったり図形にはまった人からこれも砂時計が落ち切る前に宝石を取り、を10回ほど繰り返し、勝負は同じ色の宝石を集めた人が勝ち、となります。
ゲームのルールを聞くまで騒がしかった子ども達はゲームが始まったとたんに入り込み、慣れてくるとものすごい速さで図形を仕上げていきます。この間の集中力はスピードが増すにつれて高くなっていくのがわかります。熱気で室内の温度があがってくるようです。
何回か見知らぬ人達との対戦となりましたが、ゲームの後は「ありがとうございました」とお互いに礼を言い合っています。このあたりは個人のスマホ、DSでは見られない光景、と思いながらサークルの普段の活動を伺いました。普段はサークルとして集まっているのみでこういった一般での中で公開することはないのだそうです。昔、家族で白熱して笑った人生ゲーム、オセロ、ダイアモンドゲーム等を思い出しながらボードゲームで再び家庭や仲間同士で盛り上がるような日常があったら会話も増えていくかもしれないなどと思いました。ゲームを終えた子どもたちはとても清々しい表情で教室を去りました。

 ホームページ 中央大学 jack pot 代表 田中さん

添付ファイル:貴重なボードゲームいろいろ

記者名:石原

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