『貧食』→『飽食』→『亡食』

　今回は、前回書きました『亡食』について、もう少し書かせてもらいたいと思います。


　1945年、いまから70年以上前の第二次世界大戦が終わった頃は、多くの人が今日明日の食べ物にも困っていた『貧食』の時代でした。

　それが高度経済成長期(1960年代)の頃から、大量生産、大量消費の時代となって、1980年代頃からは『飽食』の時代に。

　そして現在では、とうとう食の目的や意味を忘れてしまった『亡食』の時代を迎えることになりました。


　今ではスーパーやレストラン、更にはコンビニやファストフード店などが全国に展開し、食べたいものを いつでもどこでも手軽に食べられる、とても豊かで便利な社会になっています。
　しかし、この便利すぎる環境に頼りきってしまったために失ってしまうものもでてきてしまったのです。


　便利になったのは良いことですが、それと上手に付き合っていくバランスを保つことが大切になりそうですね。


　さて、今週は忙しくて なかなか時間が取れませんでしたが、なんとかコラムを書けました(汗)。
　曜日は決まっていませんが週に１回のペースでアップしていこうと思っています。


　　(コラム４回目：食育vol.3)