東京防災

　4月14日、熊本地震が起きました。

　いつどこで地震が発生するか分からない日本。

「ここは大丈夫」「自分は大丈夫」
と思っていても、被害を受けてしまうかもしれません。

　そんなことに備えて役に立つのが、都民に配られている『東京防災』の冊子。

　ここでは、これにもふれられている食に対する防災を紹介しましょう。

　日用品もそうですが、食べ物は多めに買っておきましょう。
　もちろん、日持ちするレトルト食品や缶詰など。栄養補助食品や、お菓子類もいいですね。

　これらは、賞味期限はしっかりチェックしておきましょう。
　一気に同じ時期のものを買うより、買う日をずらして、賞味期限がずれるようにしましょう。
　その方が、備蓄しておいた食品を日常の中で消費しやすいです。

　災害が起こらず消費しないまま期限がきてしまうものは、日常の中で少しずつ消費できるようにしましょう。

　ペットボトルの水が必要な人は多めに買っておいたほうがいいですね。
　東日本大震災のとき、日野市でも店からペットボトルが品薄になってしまうくらいだったので、本格的な被害が出てしまったときは、明らかに困る状況になってしまいます。


　その他、冊子には「食器のつくり方」「断水時のトイレの使い方」「少ない水で清潔を保つ」など為になることがたくさん記載されているので、お時間のあるときに読んでおいて損はないと思います。

　長い人生の中で、いつ震災に遭うともわかりません。
　防災意識は高めておきましょう。


　　(コラム10回目：食育vol.8)