公民館主催、気軽にあじわう名作鑑賞、朗読さろん「日野にじの会」

寒い冬が北方から、狐の親子の棲んでいる森へもやって来ました。
或朝洞穴から、子供の狐が出ようとしましたが、「あっ」と叫んで眼を抑えながら母さん狐のところへころげてきました。
「母ちゃん眼になにか刺さった、抜いて頂戴早く早く」と言いました。・・・・・・

公民館主催「気軽にあじわう名作鑑賞」朗読サークル「にじの会」の発表会

新美南吉作「手袋を買いに」という作品の朗読から始まった。

聞くにつれ、自分の心の中には、物語の情景が鮮明に描き出されていく。
まるでその場に居合わせたかのように・・・・・

朗読のメニューは

手袋を買いに
魔術
がんじっこ
晩夏の光
の4作品でした。

中でも「がんじっこ」は聞いているうちに涙が出そうになり、我慢するのがやっと。
がんじっこと呼ばれた一人の老婆の物語ですが、そのかんじっこと呼ばれた原因は戦争にあると知ったときに自分の心はもうはちきれそうになり、涙がこみ上げてくるのを抑えるのに必死。

今回は4作品、4名の朗読でしたが、またほかの人の朗読も聴きたくなりました。

写真と動画を撮影させていただきましたので「関連ＵＲＬ」からご覧ください。

関連URL：http://blogs.yahoo.co.jp/itamaehino/14498828.html