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2016年09月05日

豊田・多摩平

日野の用水を歩く <講座と豊田用水ウオーキング> 2016.9.03

記者名:高幡山のたぬき寝入り

イベント種別:地域・環境対象者:指定なし

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9月3日(土)、多摩平の森 ふれあい館 で 日野用水開削450周年記念事業の一環として
「日野の用水を歩く」プロジェクト(第2回目) の 講座と豊田用水沿いを歩くという催しに参加しました。1567年(永禄10年)北条氏輝の頃、美濃からやって来た佐藤隼人、が日野用水を開削して以来来年で450年を迎えるとのこと。
午前中に 環境情報センターの小倉紀雄氏の 「浅川の水環境を考える - 河川・用水・湧水」の講演です。やく60名が参加。この中で 水と市民との関わりについて話をされました。特に浅川との関わりの歴史、70年代~90年代の河川についての市民運動や消費者運動との出会いで水質や水の安全についての意識の高まりがあり、市民の手による水質調査が始まって、多摩川や浅川、野川など身近な川からスタートした水質調査がやがて全国的な統一された方法 (COD=科学的酸素要求量のパックテスト) による、市民による一斉水質調査となった、ということです。
また浅川の流量変化や、健全な水循環、水辺の景観、など詳しいデータを紹介されました。
浅川の水質も現在ではかなり良好な状況であること。大切な点は、「市民環境科学という考え方、市民が身近な環境を自ら調べ、得られた結果を整理、実態を明らかにすること。そうした活動を通して身近な環境から地球規模の環境まで広く考え、解決のための実践活動に結び付けること」、 そして今後の水環境と保全について次世代に継続して行くための方法や組織を考えることが今求められていること。
続いて環境共生部長の小笠俊樹氏から日野の用水の現状と課題について話がありました。
午後はいよいよ 豊田用水沿いのウオーキングです。約30名が参加。現在日野市内に12の用水110キロメートルもあるそうですが、そのうちの一つ豊田用水、多摩平丘陵と浅川に挟まれたエリアを流れる用水で、以前は段丘のハケからの湧水と浅川の水を引いて流れていたそうですが、現在は浅川の水量が減って、豊富な湧水によってのみ賄われているそうです。

東豊田緑地 と 黒川清流公園 ==> 吹上遺跡の説明 ==> 遠藤和泉権現碑

豊田用水の歴史 ==> 東豊田公園 ==> 豊田小学校 ==> 山口家北側湧水蕗

山口ビール(豊田ビール) 黒塀 ==> 矢崎の庚申塔 ==> 中央図書館下湧水

暑い中、約3時間の豊田用水歩きは さすがに疲れた!!! 様々な専門家の説明がとても良い話で知らないことが多く、勉強になりました。ありがとうございました。また次回の用水歩き、是非参加します。                   まち記者   亀津 照明

添付ファイル:https://www.hi-know.tokyo/CMS/wp-content/uploads/2022/08/WR000809_01.docx

記者名:高幡山のたぬき寝入り

年 齢 後期高齢思春期
趣 味 二足歩行、テニス、五七五
縄張り 高幡山付近、浅川沿い、新井橋から一番橋

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