Hi Know!は日野市内のイベント・団体活動を紹介いたします。

ナビゲーションをひらく
ナビゲーションをとじる
ここから本文です

2016年09月07日

高幡・百草

レモン倶楽部(認知症予防サークル)訪問

記者名:福山

イベント種別:福祉・医療・介護対象者:中高年向け

この記事をシェアする

平成28年9月6日、「レモン倶楽部」をまち記者の赤井・福山が訪問取材しました。当会(代表 浜田 もな子さん)は、あそびを通して脳活性化を図るサロンクラブで、第一、第三火曜日の1時半から2時間ほど、新井団地の9号棟の集会室で開催されています。ここでは、皆でゲームやおしゃべりで楽しい時間を過ごします(会費:一回200円)。その日は、記者も一緒に仲間に入れてもらい、総員15名で過ごした楽しい二時間でした。

先ず、足先の体操で体をほぐすことから始まり、最初のリラックスと血行を促します。次いで頭の柔軟体操です。今日は何月何日何曜日という唱和ではじまりました。日にちなど忘れていることも多いですね。そして次第に「皆でゲーム」に入っていきます。全員が和になって、いつも行われているという自己紹介、記者の思いでは、普通に「私は、誰々です」と言うのかなと思っていましたが、予想を超えるユニークさ。「○○さんの右隣の誰々です」と言って、自然にお隣さんのお名前を覚えることができるようになっています。引き続いて両隣も。それだけで終わらず,今朝食べた一品を言いながらする自己紹介へ。「今朝納豆を食べてきた○○です」とか初めてこの場にきた者にはそれはそれは珍しものでした。これで終りかと思えば「○○さんが今朝食べたものは?」との問いかけが続きます。これには「納豆」などとシッカリ覚えていないと発声できません。難しいですね。このようにゲーム感覚が取り入れられ、自己紹介ひとつでもいろいろと工夫がこらされていて興味深々でした。
歌に合わせてグー、チョキ、パーを繰り出す「グ―パー体操」。言葉ゲームでは、例えば「き」の付く言葉を順番に言います。思いつかなかったら「パス」とか、前に出た言葉でも良いことにするなど、垣根を低くして楽しめる工夫がしてありました。さらに、鮨ネタを思い出してこれを順に言うゲームなどは、優劣や気おくれを感じさせない自由さがありました。

これらのように,全てに二つ以上のことが組み合わされてなる「同時進行動作」や「ながら動作」を行う「デュアル・タスク」、体を動かしながら頭を働かせることが認知症予防のポイントなんだそうです。そのため、「グ―パー体操」のように歌と手遊び、リズム運動も組み込まれていたんですね。記者もお手玉廻しゲームで「右・左」を間違えるなど予想に反してオタオタ、一汗かいてしまいました。

後半の「おしゃべり時間」では、「ガマの油売り」の口上に挑戦される方があるなど、皆さん打解けて話を弾ませていました。体を動かす、口を動かす、笑うことがなにより大切で、最初は「難しい」と言っていた方も、あとで「楽しかった」と言ってくださることが多いです、という浜田さんのお言葉はその通りでした。皆さんも一度参加してみてください。楽しいです。

まち記者 赤井・福山

添付ファイル:補助写真(ここをクリック)

記者名:福山

ページの先頭に戻る